4世代8人国際家族の文鮮明、韓鶴子夫妻に学ぶエッセイ                                      文鮮明師御夫妻のみ言と生きざまに学ぶエッセイ

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バスの中でめぐり会った人

                              バラ
娘が先日、生後一ヶ月半の赤ちゃんを連れて、
熱い日でありましたが義母と買い物に出かけました。

ところが、その時、赤ちゃんは電車の中でギャアギャア、
デパートでもギャアギャア泣いて、なかなか泣きやまず、本当に困ったそうです。

「1人で赤ちゃんと出かけるのが怖くなった」と娘が言いました。

「生後一ヶ月半で、デパートでの買い物は可愛そうかもしれないね」と言いながら、
昔に読んだ本(著者は山田恵美さん、当時高校生)を引っ張り出して、
同じような話があると言いってパラパラとページをめくってみました。

               *

期末テストも終わって、のんびり映画でも見に行こうと、普段はあまり乗らない時間にバスに乗った。

冬の札幌、曇った窓ガラスを拭いて、外を眺めていた。

すると突然、サイレンが鳴り出したような声がバスの中に響き渡った。

声のする方を見ると、若い母親に抱かれた、真っ赤な赤ちゃんが泣いていた。

なかなか泣きやまず、むしろ鳴き声は一層激しさを増す。

さっきまで楽しそうに話していた男の子二人組も、「うるさいなぁ」と言い

隣のおばさん達は「眠いのよ、きっと。泣かせておけば…」と言いつつも表情は硬かった。

私もはじめはBGMとして聞いていたが、次第に騒音へと変わっていき

「早く降りないかなぁ。なんで泣くの?お母さんなんとかしてよ!」が本音であった。

赤ちゃんは泣きやむかと思えば、また泣きじゃくった。

その度に、お母さんは半分泣き声で 「泣かないの、泣かないの」と繰り返すばかり。

その声さえ耳障りになっていた時、

「泣かせておきなさい。そのうち泣きやむんだから…」

その声は、バスの運転手さんであった。

彼の声は、すっかり赤ちゃんの声で占領されていた車内に、一条の光を照らした。

「誰でも赤ちゃんだったんだよ、みんな他人に迷惑をかけて大きくなったんだから遠慮なんかすることないよ」と、運転手さんは続けた。


幼いころは私も泣き虫で、少しでも両親の手を離れると大泣きしてみんなを困らせ大変だった。

昔、母からそう聞かされたことを思い出した。

今ここに座っている若い母親と自分の母の顔が重なって、

きっと母もこんなふうにして自分を育ててくれたに違いない。

申し訳なさそうに小さくなっている彼女の顔を見ていると、目頭が熱くなってどうしようもなかった。
                   

                           *

もし、バスの乗客の立場になったらどうするであろうか?

相手の立場に立ってみるって難しいですね。

しかし、相手の立場になってみたら、認めてあげ、許してあげることもできそうな気がしませんか?

いつも相手の立場に身をおき、相手の立場から物事を考えることができたらどんなに幸せでしょうか?

「人を扱う秘訣は相手の立場に同情し、それをよく理解してあげる事です」という言葉もあります。

「自分の周りの環境や人生の混乱は自分の意識が反映し
私の人生の現実は、私の心を映し出した鏡である」
とも言います。

もっと思いやりを持って見つめたら、もっと愛と許しの心で見つめたら、

もっと平安な心で見つめたら、私の現実はもっと素晴らしいものになるに違いありません。

********************************************

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コメント
人生って
私もそうだが人に迷惑をかけることが極端にイヤな日本文化に過度に進んだような、その一方で平気で電車の中で化粧するなど一人で生きていける個人主義の弊害のようにも思います。師匠のような方が増えることを願うばかりです。
2009/09/01(火) 17:03 | URL | 応援鯛 #-[ 編集]
ありがとうございます!!
応援鯛さん
コメントありがとうございます!
人間って結局、許し合って、支えあって生きてるんですね。

このブログも、こうしてコメントいただいたり、
たくさんの人にクリックしていただいて、
皆さんから、私が喜びや勇気や希望を頂いていることがわかりました。

皆さん本当に感謝します。ありがとうございます!
2009/09/01(火) 23:56 | URL | sato family #4Ba.rHU.[ 編集]
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プロフィール

sato family

Author:sato family
名前:sato family
4世代、8人国際家族と犬一匹
長野県出身の東京都在住
宣教師

著書:『心を甦(い)かして』(文芸社)
  『成功と幸福を呼ぶ不思議な言葉集』
 

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