4世代8人国際家族の文鮮明、韓鶴子夫妻に学ぶエッセイ                                      文鮮明師御夫妻のみ言と生きざまに学ぶエッセイ

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愛と感謝のなかで 後編

≪愛と感謝のなかで≫~私の日記より~ 後編
しかし、間もなく私たちは医者から悲しい告知を受けることになりました。
私達の願いは報われませんでした。
赤ちゃんの残された命が二~三日、長くて一週間と判断した医者は、最期は親元に帰してあげたいと言って、赤ちゃんの体に付いていた装置を全て外し、懐かしい家に帰してくれました。
ミルクも水も口にできず、一滴でも飲ませようとするなら胃液を吐きました。
オムツはピンク色に染まり、赤ちゃんの体はどんどん軽くなっていきました。
もう生きるのは難しいと感じた婿のお父さんは家族を集め
「この子はお前たちの子ではないよ、神様の子だから私達でどうする事もできないんだよ、神様が全て決めるのだから・・・」と言いました。
その瞬間、かすかに信じていた希望が破壊され、抑えていた涙が一揆に噴出してみんな慟哭しました。
娘は昼間ずっと赤ちゃんを抱っこして子守歌を歌い、夜は抱きしめて眠むりました。

 まるで自らの体を燃やし続けるローソクの、小さな灯が燃え尽きるのを待っているかの様に、日増しに小さくなって行く赤ちゃんを見つめる私に婿が言いました。
「お母さん、もう泣かないで。これは僕達が超えなければならない事だから、でもお母さんが一番苦労しましたね。ありがとう!」と。

ひと目会いたいと日本から駆けつけた主人と母に、赤ちゃんは精一杯の命を輝かせてくれました。
三日後、もう二度と会うことはできない赤ちゃんの額に接吻して、私たち夫婦と母は韓国を後にしました。
そして私達が帰国した二日後、赤ちゃんは小さな体をもっと小さくして「アーアー」と言う声を残して天国に逝ったそうです。

七月十三日、生後四十三日のあまりにも短い命でした。
「アーアー」の声は、まるで「パパ!ママ!」と呼んだかの様に聞こえたと娘から悲しい報告の電話が入りました。
赤ちゃんが入院していたとき、韓国の親戚の人たちがこっそりと何度もお見舞いに行ってくださっていたことや、入院治療費は若い夫婦にとっては大変だろうと、親戚中で集めて払ってくださっていたことなど、たくさんの愛と真心をいただいたことを話しながら娘は電話の向こうで泣いていました。

ほんの短い期間、私達はこの子に充分にしてあげることはできませんでした。
でも、精一杯の愛と感謝を込めて赤ちゃんを天国に送りました。
小さな命は私達に大切なことを教え、尊いものを残して逝きました。
貴重な体験をし、立派に乗り越えた娘夫婦が、大きな愛の心を持った豊かな人になって欲しいと、韓国と日本遠く離れて祈ってあげることしかできない私達。
「悲しみの涙をたくさん流した人ほど、大きな愛を持って優しくなれるのかもしれないね」と、産まれた頃の孫のアルバムをめくりながら主人と私はこんな話をしました。

 あれからもう一ヶ月、もうすぐ新盆。
初孫の追慕の言葉になったらと、久しぶりにこんな日記を書いていたら、韓国の娘から突然メールが飛び込んで来た。
「お母さん!今ね、韓国の漬物に凝っているの!きょうは大根キムチを漬けたの、明日は水キムチにしようかな?」ですって。

雨にぬれたアジサイは美しいですね

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コメント
神の子
天の祭物。”神様の子だから”光の子となって私達を導いて下さっていると信じます。
2009/07/16(木) 02:49 | URL | 応援鯛 #-[ 編集]
応援鯛様 コメントありがとうございます。
応援鯛様
いつも応援ありがとうございます!
悲しい思い出もいつしか、懐かしい思い出になりました。
今、長女は3人目の子を妊娠しています。
神様は私たちにたくさんの恵みをくださいました。
2009/07/16(木) 22:49 | URL | satofamily #-[ 編集]
No title
カヨンたんは現在霊界で元気に暮らしています。
多分最上級霊界だと思います。
年は多分私くらいかな??
2009/07/17(金) 16:19 | URL | こぬ #-[ 編集]
つまり天国ですね
カヨンちゃんは、つまり天国にいるんですね!
どんな美しい女性に成長しているのでしょうか?
永遠の命を与えてくださった神様に感謝ですね。
2009/07/17(金) 23:34 | URL | satofamily #4Ba.rHU.[ 編集]
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プロフィール

sato family

Author:sato family
名前:sato family
4世代、8人国際家族と犬一匹
長野県出身の東京都在住
宣教師

著書:『心を甦(い)かして』(文芸社)
  『成功と幸福を呼ぶ不思議な言葉集』
 

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