4世代8人国際家族の文鮮明、韓鶴子夫妻に学ぶエッセイ                                      文鮮明師御夫妻のみ言と生きざまに学ぶエッセイ

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愛と感謝のなかで 前篇

きょうは、4年前のきょう7月13日に生後43日で天国へ行った、佳淵(カヨン)ちゃんの命日です。
追悼の気持ちになったらと、私の著書から抜粋して前篇と後編の二回に分けて書きました。

≪愛と感謝のなかで≫ ―私の日記よりー 前篇
しばらく書けなかった日記帳を久しぶりに開きました。
まるで悲しい空白を埋めるように私はペンを取りました。
娘夫婦は、結婚二年目にして、愛する子を失うというこれ以上の不幸はないという悲しみと苦痛を経験しました。
私達夫婦にとっても、最高に悲しく辛い試練となり、娘夫婦と共にさまざまなことを学んだのです。
こんな体験は絶対にしたくはないけれど、神様は私たちを見つめながら早く成長し、人の悲しみや苦しみも自分の事として捕らえるとこのできる優しい人になって欲しと願ったことでしょう。
この体験を通して神様の深い悲しみを知り、そして夫婦愛親子愛という尊い愛も知りました。

2005年6月1日、長女が、待ちに待った赤ちゃんを韓国で出産した。
私達の初孫であり、韓国人の婿の家族もみんな大喜びしました。
しかし、そんな喜びはつかの間、赤ちゃんは生後十三日で発熱。
新生児は受け付けないという理由から救急車であちこちの病院を回され、市内の大学病院に運ばれました。診察が始まる頃には熱も下がったけれど暫く様子を見た方が良いとの理由で、そのまま入院。
その日の夜、赤ちゃんの様子を見に病院に行くと、赤ちゃんの頭の真ん中には注射針が刺さり、手と足に点滴、それから心電図と脈拍を測るコードが小さな体に繋がって無残な姿でインキュベーターの中にいました。
入院3日後、信じられない事態が起こりました。脳死状態!
若い担当女医は「もうすぐ深い眠りから覚めますよ」と言っていましたが、数日が過ぎてもそんな様子は見えません。
何日も体を動かす事もなく昏々と眠り続ける変わり果てた姿に、
「私のせいではありません、新生児室の担当者の責任です」と担当女医は放棄しました。
「もしや医療ミス?」誰もが疑い悩んだ末、ソウルの小児専門病院に転院させました。
「どうしてこの様になったのですか?良くて脳性麻痺か植物人間に・・・」と医者から言われ、事の重大さに私たちは言葉を失いました。
三日に一度、母乳を絞って病院に運ぶ娘と私は、片道二時間の行き帰りの電車の中でたくさん泣きました。
あの日、暗い廊下の向こうで娘婿が、おくるみを外し、赤ちゃんを看護婦に手渡す入院の瞬間が脳裏に鮮明に焼き付いて、今も忘れる事ができません。
私がついていながら何ということをしてしまったのかと・・・。
家族に起こった全ては自分に責任があると考える婿は、娘と私には「心配しないで!大丈夫!」と何度も言いながら、ひそかに隠れて泣いていました。
娘が泣くと婿が娘を抱きしめ、婿が泣けば娘が婿の肩を抱いて泣きました。
「たとえどんな事になっても、私は立派に育てるよ、私はもう泣かない!」と娘が言った日、奇跡が起こりました。
赤ちゃんのまぶたが開いたのです。私と娘は抱き合って泣きました。

しかし、間もなく私たちは医者から悲しい告知を受けることになりました。
                           
                         (後編は明日に続きます)


ガクアジサイ

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Author:sato family
名前:sato family
4世代、8人国際家族と犬一匹
長野県出身の東京都在住
宣教師

著書:『心を甦(い)かして』(文芸社)
  『成功と幸福を呼ぶ不思議な言葉集』
 

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