4世代8人国際家族の文鮮明、韓鶴子夫妻に学ぶエッセイ                                      文鮮明師御夫妻のみ言と生きざまに学ぶエッセイ

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霊界への旅立ち

天国への階段


義母を世話してきた義姉が喪服を買う夢を見た
「お母さんの霊界への出発が近づいたかもしれない」
私は主人に伝えた

それから3日後の3月1日朝、義母は91歳で他界した

私達家族が母の元に駆けつけたとき
すでに母には化粧も施され
美しい着物に着替えて、静かに眠っていた

映画でも知られた「おくりびと」が、母を美しい姿にしてくださったらしい

両親は信州に生まれ育ち
二人の苦労が息子3人、孫6人、ひ孫14人の幸せな形になった
91年の生涯をただひたすら子孫の幸せと健康を祈ってきた
末っ子の主人が人一倍可愛がられた
だから私も「可愛い嫁」でいられた

通夜の夜、不思議なことに
私と主人と父の3人だけが母と最後の夜を共にした
母といられる水入らずの最後の時間
線香の灯を絶やさないように母の傍らで
93歳で一人になってしまった父を慰労しながら
明け方まで3人で話した

父は母との思い出を泣いたり笑ったりしながら語った
「写真だけ見せられて結婚を決めたんだよ」
「我慢強い女だったよ、だから二人で頑張って来れたよ」
「本当によく頑張ってきたなぁ」
「最後の最後に、ひ孫を抱かせてあげたかったよ」

「これから自分は一人で頑張っていくよ。だから心配しなくていいよ」
「まだまだ長生きするよ」

夜が明けようとする時間、私は母と会話した
「立派な主人を産んでくださってありがとう」
「何にも出来ない嫁だったけど、可愛がって下さってありがとう」
「いつも理解し、許してくださってありがとう」
「私達家族の幸せは、みんなお母さんの苦労のおかげよ」
「お母さん、本当に長いことありがとう」

母のお棺を抱くと、感謝の涙がポトポトと落ちた
そんな私の身体を母は抱きしめて微笑んでいるようだった




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愛と感謝のなかで 後編

≪愛と感謝のなかで≫~私の日記より~ 後編
しかし、間もなく私たちは医者から悲しい告知を受けることになりました。
私達の願いは報われませんでした。
赤ちゃんの残された命が二~三日、長くて一週間と判断した医者は、最期は親元に帰してあげたいと言って、赤ちゃんの体に付いていた装置を全て外し、懐かしい家に帰してくれました。
ミルクも水も口にできず、一滴でも飲ませようとするなら胃液を吐きました。
オムツはピンク色に染まり、赤ちゃんの体はどんどん軽くなっていきました。
もう生きるのは難しいと感じた婿のお父さんは家族を集め
「この子はお前たちの子ではないよ、神様の子だから私達でどうする事もできないんだよ、神様が全て決めるのだから・・・」と言いました。
その瞬間、かすかに信じていた希望が破壊され、抑えていた涙が一揆に噴出してみんな慟哭しました。
娘は昼間ずっと赤ちゃんを抱っこして子守歌を歌い、夜は抱きしめて眠むりました。

 まるで自らの体を燃やし続けるローソクの、小さな灯が燃え尽きるのを待っているかの様に、日増しに小さくなって行く赤ちゃんを見つめる私に婿が言いました。
「お母さん、もう泣かないで。これは僕達が超えなければならない事だから、でもお母さんが一番苦労しましたね。ありがとう!」と。

ひと目会いたいと日本から駆けつけた主人と母に、赤ちゃんは精一杯の命を輝かせてくれました。
三日後、もう二度と会うことはできない赤ちゃんの額に接吻して、私たち夫婦と母は韓国を後にしました。
そして私達が帰国した二日後、赤ちゃんは小さな体をもっと小さくして「アーアー」と言う声を残して天国に逝ったそうです。

七月十三日、生後四十三日のあまりにも短い命でした。
「アーアー」の声は、まるで「パパ!ママ!」と呼んだかの様に聞こえたと娘から悲しい報告の電話が入りました。
赤ちゃんが入院していたとき、韓国の親戚の人たちがこっそりと何度もお見舞いに行ってくださっていたことや、入院治療費は若い夫婦にとっては大変だろうと、親戚中で集めて払ってくださっていたことなど、たくさんの愛と真心をいただいたことを話しながら娘は電話の向こうで泣いていました。

ほんの短い期間、私達はこの子に充分にしてあげることはできませんでした。
でも、精一杯の愛と感謝を込めて赤ちゃんを天国に送りました。
小さな命は私達に大切なことを教え、尊いものを残して逝きました。
貴重な体験をし、立派に乗り越えた娘夫婦が、大きな愛の心を持った豊かな人になって欲しいと、韓国と日本遠く離れて祈ってあげることしかできない私達。
「悲しみの涙をたくさん流した人ほど、大きな愛を持って優しくなれるのかもしれないね」と、産まれた頃の孫のアルバムをめくりながら主人と私はこんな話をしました。

 あれからもう一ヶ月、もうすぐ新盆。
初孫の追慕の言葉になったらと、久しぶりにこんな日記を書いていたら、韓国の娘から突然メールが飛び込んで来た。
「お母さん!今ね、韓国の漬物に凝っているの!きょうは大根キムチを漬けたの、明日は水キムチにしようかな?」ですって。

雨にぬれたアジサイは美しいですね

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愛と感謝のなかで 前篇

きょうは、4年前のきょう7月13日に生後43日で天国へ行った、佳淵(カヨン)ちゃんの命日です。
追悼の気持ちになったらと、私の著書から抜粋して前篇と後編の二回に分けて書きました。

≪愛と感謝のなかで≫ ―私の日記よりー 前篇
しばらく書けなかった日記帳を久しぶりに開きました。
まるで悲しい空白を埋めるように私はペンを取りました。
娘夫婦は、結婚二年目にして、愛する子を失うというこれ以上の不幸はないという悲しみと苦痛を経験しました。
私達夫婦にとっても、最高に悲しく辛い試練となり、娘夫婦と共にさまざまなことを学んだのです。
こんな体験は絶対にしたくはないけれど、神様は私たちを見つめながら早く成長し、人の悲しみや苦しみも自分の事として捕らえるとこのできる優しい人になって欲しと願ったことでしょう。
この体験を通して神様の深い悲しみを知り、そして夫婦愛親子愛という尊い愛も知りました。

2005年6月1日、長女が、待ちに待った赤ちゃんを韓国で出産した。
私達の初孫であり、韓国人の婿の家族もみんな大喜びしました。
しかし、そんな喜びはつかの間、赤ちゃんは生後十三日で発熱。
新生児は受け付けないという理由から救急車であちこちの病院を回され、市内の大学病院に運ばれました。診察が始まる頃には熱も下がったけれど暫く様子を見た方が良いとの理由で、そのまま入院。
その日の夜、赤ちゃんの様子を見に病院に行くと、赤ちゃんの頭の真ん中には注射針が刺さり、手と足に点滴、それから心電図と脈拍を測るコードが小さな体に繋がって無残な姿でインキュベーターの中にいました。
入院3日後、信じられない事態が起こりました。脳死状態!
若い担当女医は「もうすぐ深い眠りから覚めますよ」と言っていましたが、数日が過ぎてもそんな様子は見えません。
何日も体を動かす事もなく昏々と眠り続ける変わり果てた姿に、
「私のせいではありません、新生児室の担当者の責任です」と担当女医は放棄しました。
「もしや医療ミス?」誰もが疑い悩んだ末、ソウルの小児専門病院に転院させました。
「どうしてこの様になったのですか?良くて脳性麻痺か植物人間に・・・」と医者から言われ、事の重大さに私たちは言葉を失いました。
三日に一度、母乳を絞って病院に運ぶ娘と私は、片道二時間の行き帰りの電車の中でたくさん泣きました。
あの日、暗い廊下の向こうで娘婿が、おくるみを外し、赤ちゃんを看護婦に手渡す入院の瞬間が脳裏に鮮明に焼き付いて、今も忘れる事ができません。
私がついていながら何ということをしてしまったのかと・・・。
家族に起こった全ては自分に責任があると考える婿は、娘と私には「心配しないで!大丈夫!」と何度も言いながら、ひそかに隠れて泣いていました。
娘が泣くと婿が娘を抱きしめ、婿が泣けば娘が婿の肩を抱いて泣きました。
「たとえどんな事になっても、私は立派に育てるよ、私はもう泣かない!」と娘が言った日、奇跡が起こりました。
赤ちゃんのまぶたが開いたのです。私と娘は抱き合って泣きました。

しかし、間もなく私たちは医者から悲しい告知を受けることになりました。
                           
                         (後編は明日に続きます)


ガクアジサイ

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プロフィール

sato family

Author:sato family
名前:sato family
4世代、8人国際家族と犬一匹
長野県出身の東京都在住
宣教師

著書:『心を甦(い)かして』(文芸社)
  『成功と幸福を呼ぶ不思議な言葉集』
 

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